「ミライのまち」突撃インタビュー

突撃インタビュー④ ~ミライトの「透明フレキシブル電波反射フィルム」~

直進性が高い高周波数帯の電波を利用する5Gやローカル5G通信では、遮蔽物によって不感地帯が発生しないように無線ネットワーク環境を構築することが重要です。

本日の突撃インタビューでは、壁や窓など、どんな表面にでも施工でき、手軽に電波環境の改善を実現できる透明フレキシブル電波反射フィルム(積水化学工業株式会社製)について、株式会社ミライト みらい開発本部 フロンティアサービス推進本部の中条拓馬さんに話を聞きました。

「透明フレキシブル電波反射フィルムは、金属(アルミ版)と同等の反射特性を持ちながら、可視光は透過し、電波のみを反射できることが特徴です」と中条さんは語ります。フィルム内部の特殊メタマテリアル層によって、電波を反射する仕組みだそうです。透明で、どんな表面にも貼り付け可能なため、壁や窓はいうまでもなく、壁掛けの絵画などにも、見た目を損ねることなく貼ることができることが魅力だといいます。「曲面や柱などの異形状な場所でも設置可能で、ポスターを張るように簡単に施工でき、また、張替えも容易です」と中条さんが説明するように、施工のしやすさも魅力です。もちろん電源も不要で、一度設置すれば、メンテナンス不要で効果が持続します。

▲可視光を透過する
「透明フレキシブル電波反射フィルム」
▲薄く柔軟性に富んだ「透明
フレキシブル電波反射フィルム」
▲ミスターミライト

今後、5GからBeyond5G、そして6Gへ、高周波帯の電波を活用した通信が本格化する時代がやってきます。手軽に電波環境の改善を実現できる透明フレキシブル電波反射フィルムは、5G時代に欠かせない存在になるでしょう。5Gやローカル5Gの効率的な運用を支えるソリューションを、IT Weekのミライトブースでぜひ手に取ってみてください。