「ミライのまち」突撃インタビュー

突撃インタビュー⑦ ~ミライトの客室設置型タブレット「eeTaB*®(イータブ・プラス)」~

さまざまな業界で企業がDXに取り組みはじめ、業務効率化や新しい顧客サービス導入の模索が進められています。その流れは、ホテル業界においても例外ではありません。では、DXによって、ホテル業務はどのように効率化されるのでしょうか。ミライトがホテルのDX支援のために提供する客室設置型タブレット「eeTaB®(イータブ・プラス)」について、担当の株式会社ミライト SE部 ee-TaB部門の筒井範行さんに話を聞きました。

まずは、「イータブ・プラス」とはどういうものなのか、筒井さんに単刀直入に伺いました。「イータブ・プラスは、客室にWi-Fi接続した専用のタブレットを設置し、さまざまな情報をゲストに多言語対応でお届けするクラウドサービスです。多様なコンテンツの提供でゲストの利便性を向上させるとともに、ホテルスタッフの業務効率も向上させます」と紹介する筒井さん。どうやら、すべてのゲストに「最高のおもてなし」を提供したいと考える宿泊施設にふさわしい、新たなサービスツールのようです。

「イータブ・プラス」は、実際にどのようなサービスをゲストや従業員に提供するのでしょうか。その1つとして、筒井さんは「IoTを活用した新たなおもてなしの提供」を挙げます。「ホテルの施設紹介や観光案内などをはじめ、備品やルームサービスのオーダー、レストランの混雑確認などをタブレットの画面から確認できます」と説明する筒井さんは、さらに「客室内のテレビや空調のリモコン、照明スイッチまで、すべて1つのタブレットで操作できるので、ホテルに滞在することが旅行の目的になっている昨今、ゲストが客室で快適に過ごせる環境を提供すると同時に、スタッフ目線では清掃や消毒作業が効率化できます」と、直近の顧客ニーズと感染予防対策にも貢献することをアピールします。

▲イータブ・プラスで、IoTを活用したおもてなしを実現

ミライトでは、支配人や清掃スタッフといった実際のオペレーターからの知見を得ながら、日々のサービス開発に努めています。そういった努力が、例えば「タブレットを活用し、清掃スタッフとフロントスタッフが全客室の清掃状況をリアルタイムに共有して、確認作業の負担を軽減します。ゲストの忘れ物もタブレットで撮影してクラウドで管理するので、迅速な照会対応が可能です」と筒井さんが説明するような、サービスの実現に繋がっているのでしょう。

▲株式会社ミライト SE部 ee-TaB部門の筒井範行さん

サービス開始以来、すでに累積導入数が1万台を超えるという「イータブ・プラス」。日本を代表するホテルから老舗旅館など、全国の宿泊施設に導入実績のあるミライトなら、様々な宿泊施設を展開される全国の事業者さまも安心して検討いただけそうですね。