編集長のIT Week 見どころ

齋藤編集長のJapan IT Week秋 2021見どころ⑧~新しい働き方を実現する、ミライトの「屋外Wi-Fiシステム」~

前回の編集長の見どころでは、テレワークでの快適かつ安全な通信環境の構築に役立つ、ミライトの「SD-WANマネージドサービス」をご紹介しました。今回は、屋外のキャンプ場をオフィスに変える、「屋外Wi-Fiシステム」を取り上げます。

明るい太陽の下、開放感あふれる環境で、仕事ができるとしたらどうでしょうか。オフィスとは全く異なる環境で、新しい発想が浮かびそうです。千葉県成田市の、成田ゆめ牧場ファミリーオートキャンプ場では、キャンプ場をテレワークやワーケーションに活用しようとする取組みが始まっています。

これまで、有線インターネット接続を利用できない場所で、オフィスと同レベルの高速通信環境を用意することは困難でした。せっかく素晴らしい環境で仕事ができたとしても、Zoom会議や大容量ファイルの送受信に支障がでるようでは、生産性もあがりません。ミライトでは、ミリ波(60GHz帯)を使用する中継機を利用することで、この課題を解決しました。ミライトの「屋外Wi-Fiシステム」では、なんと最大300メートルの距離まで、光ファイバー並みの最大1Gbpsの高速通信が実現するそうです。中継機は、最大8台のターミナルユニットと接続できるため、効率的に無線ネットワーク環境を拡張することができます。

▲成田ゆめ牧場

成田ゆめ牧場では、「屋外Wi-Fiシステム」にスピーカーを取り付け、敷地内でのアナウンスにも活用しているそうです。また、Wi-Fiをキャンプ場のスタッフ間の連絡にも活用することで、スタッフの業務負担の軽減と作業効率の向上を実現したといいます。

ウィズコロナ時代には、働き方が多様化します。「屋外Wi-Fiシステム」を活用した、屋外オフィスは、有力な選択肢の一つとなるでしょう。新しい働き方を模索している企業の皆さん、ぜひ、ミライトのブースで、ミライの働き方の一例に触れてみてください。