編集長のIT Week 見どころ

齋藤編集長のJapan IT Week秋 2021見どころ③~コンテナ型コンピューティングデータセンター~

今週は、ミライトブースの見どころとして、ローカル5Gオールインワンパッケージと、ローカル5Gを利用したソリューションについて紹介しました。本格的な5G時代が到来すれば、4K/8K高精細映像や、AR/VR を活用した臨場感のある映像の伝送が当たり前になってきます。加えて、自動運転や遠隔医療などのサービスが実現し、それによって、社会課題の多くが解決すると期待されています。

一方で、このような先端技術をフル活用するためには、膨大なコンピューティングパワーが必要になってきます。今回は、5G時代のソリューションをフル活用するのに欠かせないコンピューティングパワーを提供する、次世代型のデータセンターを紹介します。

ミライトのブースで是非ご覧いただきたいのは、デジタルインフラとして不可欠なコンピューティングパワーを、世界中のどこにでも、誰にでも、簡単に届けるコンテナ型コンピューティングデータセンターです。一般貨物輸送や海上輸送などに使われる標準規格のコンテナに、サーバやストレージ、制御機器、冷却・電源装置など、データセンターに必要な機器を一式収容することで、簡単に輸送でき、短期間でデータセンターを設置することができるのです。コンテナ単位で増設できるため、需要に合わせて簡単、かつ段階的にデータセンターを拡張することが可能です。

▲ミライトのコンテナ型コンピューティングデータセンター

さらに、このコンテナ型コンピューティングデータセンターでは、クリーンエネルギーの余剰電力を使用しています。そのため、データセンターからのCO2排出量を抑えることができますので、クリーンな「ミライのまち」づくりを実現するために、間違いなく必須となるソリューションのひとつです。