編集長のIT Week 見どころ

齋藤編集長のJapan IT Week秋 2021見どころ⑩~ミライトの「ee-Tab*®(イータブ・プラス)」~

ここ数年で、DXという言葉はすっかり世の中に定着しました。ミライトも、経済産業省が定める「DX 認定取得事業者」として、5GやIoT、ICTなどの成長領域で積極的にDXを推進し、社会のスマート化に向けて新たな価値を創出するソリューションの提供に取り組んでいます。今回は、IoTを活用したおもてなしを実現し、ホテルのDXを強力にサポートするミライトの「ee-Tab*(イータブ・プラス)」を紹介します。

旅行先や出張先のホテルの客室に置いてあるタブレットで、ホテルや周辺の情報を入手した経験はありませんか。イータブ・プラスは、客室に設置したタブレットから、さまざまな情報をゲストに多言語対応でお届けするクラウドサービスで、施設紹介や観光案内などをはじめ、備品やルームサービスのオーダー、レストランの混雑確認などをタブレットの画面から確認することができます。提供する情報は、ホテルや旅館の立地環境やメインの宿泊客層に合わせてカスタマイズできるため、常に最適な情報を提供することが可能です。

また、イータブ・プラスを使えば、客室内のテレビや空調のリモコン、照明スイッチまで、すべて1つのタブレットで操作することができます。IoTを活用し、宿泊客の利便性を高めると同時に、様々な操作をタブレットに集約することで、清掃や消毒作業の効率化にもつながります。

イータブ・プラスは、宿泊客に対するサービスの提供のみならず、ホテルの従業員の業務効率化にも貢献します。例えば、全客室の清掃状況をリアルタイムに共有する機能を使えば、ホテルスタッフの業務効率を改善することができるのです。また、ゲストの忘れ物もタブレットで撮影してクラウドで管理することで、素早く照会対応を行うことができます。

▲イータブ・プラスで、客室の清掃状況をリアルタイムに共有

サービス開始以来、イータブ・プラスは、全国の宿泊施設での累積導入数が1万台を超えているそうです。支配人や清掃スタッフといった実際のオペレーターからの知見を得ながら、現場目線でサービス開発を行っていることが、高く評価されているのでしょう。

イータブ・プラスは、非接触、非対面でも宿泊客のニーズをリアルタイムに把握し、また、様々なサービスをタブレットに集約することで消毒作業を効率化できるので、コロナ禍におけるホテル経営には不可欠なソリューションといえます。IoTを活用してホテルのDXを強力にサポートする、ミライトの「イータブ・プラス」を、ぜひお見逃しなく。