「ミライのまち」 あれこれ

ミライのまちのあれこれ⑤ ~ローカル5Gオールインワンパッケージ~

携帯電話事業者が提供する5Gネットワークとは別に、5Gを利用したい自治体や企業等が局所的に5Gによるプライベートネットワークを構築して利用できる自営による5G無線通信システムであるローカル5Gは、日本では2019年12月より28.2G~28.3GHzが制度化され免許申請の受付が開始されました。2020年12月には、ローカル5Gの拡張周波数帯についても免許申請の受付を開始し、従来のミリ波と比べて減衰が少なく、広域まで電波が届きやすいSub6帯(6GHz未満の周波数帯)での利用が解禁され、2021年10月7日時点で、66者がローカル5Gの本免許を取得するなど、利用者が拡大しています。

ローカル5Gの普及に向け、総務省や農林水産省、国土交通省などが、製造業や農業、モビリティといった分野でローカル5Gを活用した実証実験を進めています。また、自社工場にローカル5Gを導入し、独自に検証を進める企業も増えています。ローカル5Gを活用したスマートファクトリーやスマート農業の実現が期待される一方、実際にローカル5Gを導入するとなると、技術や費用の面で、まだまだ敷居が高いのが現状です。

ミライトは、無線に関する専門技術や電波免許申請についての専門知識はないけれど、ローカル5Gを使いたい、というお客様に最適なソリューション、「ローカル5Gオールインワンパッケージ」を提供しています。2021年6月から始まった同ソリューションでは、ローカル5Gの導入のためのコンサルティングから導入後の運用・保守までを、ミライトが一括して提供します。

どのようなローカル5Gシステムが必要なのか、というコンサルティングから、ニーズに合った無線エリア設計やシステム設計、機器の提案までミライトが行うため、安心してローカル5Gを導入することができます。もちろん、ローカル5G免許申請の代行や、導入後の運用、保守もミライトが行います。また、無線エリアの構築にあたっては、3Dスキャナや電波伝搬シミュレーションなどの電波測定ツールの活用により、電波が届きにくいエリアを事前に可視化し、反射板やフィルムなどのエリア改善ツールを利用して、省コスト・省ペースで無線エリア構築を行います。

▲「ローカル5Gオールインワンパッケージ」で提供される、APRESIA Systems のApresiaAERO(アプレシア・エアロ)シリーズ システム構成

「ローカル5Gオールインワンパッケージ」では、ミライトが長年の通信建設事業で培った技術や経験を活かし、効率的かつ経済的にローカル5G無線エリアを構築します。ミライトでは、全国のお問い合わせに対応しています。ローカル5Gの構築は、ぜひミライトにお任せください。