日々是好日

本日2月28日は、安土桃山時代の茶人・千利休の忌日

茶道人.com編集部[著]

今から500年前に生まれて、侘び茶”を大成した高名な茶人千利休が豊臣秀吉から切腹を命じられ、この世を去りました。千利休は、天下人豊臣秀吉の側近でもあり、豊臣秀吉が織田信長から継承した「御茶湯御政道」のなかで多くの大名にも影響力を持っていました。しかし、秀吉との関係に不和が生じ、最後は切腹へと追い込まれたのでした。

当時の日本では、切腹は武士にだけ許された刑で一般市民(農民や町民)は切腹が許されていませんでした。しかし、利休は弟子の蒔田淡路守の介錯によって見事な切腹をしました。しかし、茶人であった千利休が、なぜ切腹をしたのか、諸説あり、定まっていないそうです。

利休の命日だからこそ、当日の文化について深く学んでみてはいかがでしょうか?

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