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大分県立美術館 企画展「畠山記念館名品展」2024年2月9日から開催

茶道人.com編集部[著]

大分県立美術館(大分県大分市)では、企画展「畠山記念館名品展」を2024年2月9日から開催します。本展では、東京都港区にある畠山記念館が所蔵する茶道具を中心として国宝・重要文化財など約70点を展示します。

畠山記念館は、茶の湯を嗜み、美術品の蒐集に力を注いだ実業家畠山一清のコレクションを展示する美術館です。九州初となる本展では、伊賀焼の中でも破格の美を象徴するとされ、かつて加賀の前田家に伝来したとされる重要文化財「伊賀花入 銘 からたち」や、名碗として知られ、京都山科の毘沙門堂にあったことから銘が付けられた重要文化財「柿の蔕茶碗 銘 毘沙門堂」などを鑑賞することができます。

このほかにも、千利休が手掛けた「竹茶杓 銘 落曇」や、本阿弥光悦の「赤楽茶碗 銘 李白」など畠山記念館が所蔵する貴重な作品の数々が展示されます。ぜひこの機会に足を運んでみてはいかがでしょうか。

2024年2月9日から3月26日まで。
大分県立美術館