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泉屋博古館「生誕150年記念 板谷波山の陶芸-近代陶芸の巨匠、その麗しき作品と生涯-」9月3日から開催

茶道人.com編集部[著]

泉屋博古館(京都府、鹿ヶ谷)では、特別展として「生誕150年記念 板谷波山の陶芸-近代陶芸の巨匠、その麗しき作品と生涯-」を9月3日から開催します。本展では、板谷波山生誕150年を記念し、住友コレクションはじめ波山の選りすぐりの名作が展示されます。

板谷波山は、明治5年(1872)茨城県下館町(現・筑西市)に生まれ、昭和28年(1953)に陶芸家として初の文化勲章を受章しました。その後、昭和29年(1954)には、日本画の横山大観とともに茨城県名誉県民の第一号となった人物です。

波山の選りすぐりの名作の他にも、波山が生まれ愛した故郷への思いや、人となりを示す貴重な資料、そして試行錯誤の末に破却された陶片の数々を通して、「陶聖」と謳われる波山の様々な姿を紹介します。

この機会にぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。

2022年9月3日から10月23日まで。

泉屋博古館