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茶道の大成者・千利休を描いた新作能が、新潟で上演

茶道人.com編集部[著]

茶道の大成者である千利休をテーマに、現代美術作家・杉本博司が構想・企画し、歌人・馬場あき子が書き下ろした新作能「利休-江之浦」が、3月13日、新潟県新潟市のりゅーとぴあ新潟市民文化芸術会館能楽堂で開催されます。

利休ゆかりの茶室・天正庵跡を訪れた、利休の高弟の大名・細川忠興の前に利休の霊が現れ、切腹に至る秀吉との因縁を語ります。シテは、京都を中心に活躍中の能楽師・片山九郎右衛門です。この作品は、写真家として、また現代美術作家、建築家、演出家として、東京及びニューヨークを拠点とし活動している杉本博司氏が制作した新作能「利休−江之浦」を、「利休」と改題し新演出で上演するものです。

演能前には能作家である馬場あき子氏が、作品へのイメージをふくらませ、さらにその世界を解説します。ぜひ足を運んでみてください。

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